病棟勤務の看護師と異なり、外来勤務の看護師にはコミュニケーション能力に長けている人が向いていると言えます。外来では毎日入れ替わりで患者さんが訪れるため、コミュニケーション能力が欠かせません。患者さんの要望を的確に聞き取ると同時に、的確なアドバイスをする能力が求められます。

ドクターからのアドバイスを、患者さんにわかりやすく伝える努力も必要です。そのまま伝えるのではなく、患者さんの立場になって考える能力が必要です。患者さんの困っていることや悩み事を感じ取って、ドクターとの橋渡しをしてあげる心遣いが大事です。人とコミュニケーションをするのが好きな人であれば、外来勤務の仕事にやりがいを感じることができるでしょう。

夜勤がなく残業が少ない職場に転職したいなら、外来勤務の看護師が向いていると言えます。外来なら夜勤がなく、毎日16～17時に勤務が終了するため、定時に帰宅することができます。自分のプライベートの時間を取りやすく、子供の送り迎えも可能なので、育児と仕事を両立させることも可能です。生活リズムが乱れる心配もないので、健康的に長く働き続けることができます。

外来勤務の仕事はほとんど立ちっぱなしとなるため、体力勝負な部分もありますが、毎日勤務時間がはっきりしていて休みの時間が取りやすいのは大きな魅力だと言えます。プライベートの時間をしっかり確保したい看護師にとって、外来勤務は魅力的な転職先だと言えます。