転職と外来勤務のメリット・デメリット

転職と外来勤務のメリット・デメリット

看護師として働く人の中には、家庭やプライベートも大切にしたいという人も多いでしょう。そんな希望を叶えたい時には、外来勤務への転職を考えることが有効です。病棟勤務とは違い日勤が基本となる外来勤務であれば、夜勤によって生活のペースが狂うということがありません。

ただ、勤務先によっては外来勤務であっても夜勤を求められることがあります。そのため、外来であれば絶対に夜勤がないと考えるのではなく、事前に夜勤の有無をしっかりと確認しておくことが大切です。

そんな外来勤務のメリットは日曜祝日など、決まった日が休みとなることが多く、プライベートな予定を立てやすいことです。年間休日は勤務先によって異なりますが、年間休日が120日以上となっていることも珍しくありません。ただ、手当てのつく夜勤がないため病棟勤務に比べると収入は少なくなる可能性あると考えておく方が良いでしょう。そんな外来勤務は、仕事が楽というイメージがありますが病棟よりも忙しくなることは少なくありません。看護師としての業務は勿論、事務作業や病院を訪れた患者様への対応など時間内に様々な仕事をこなしていく必要があります。

更に、診療時間中は立ちっぱなしで仕事をすることが殆どのため、日勤であっても体力仕事となる可能性が高くなります。勿論、忙しさや業務の量は病院や配属される科によって様々です。そのため、配属先によっては病棟勤務に比べると楽と感じることもありますが、外来であれば必ずしも楽とは考えないことが大切です。もし転職をお考えなら、外来勤務のメリット・デメリットについてよく調べておいたほうが良いでしょう。